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接触シミュレーション

複雑な機械構造体およびメカトロニック構造体では、異なる種類の接触面が存在します。

まず初めに考えられるのは、表面に垂直方向の接触応力が支配的な場合です。これは、スポット溶接された構造体に多く見られます。このような接触面のことをMAMBAでは「Normal Contact」と呼びます。

次に考えられるのは、接触面に摩擦によるせん断応力も生じている場合です。これは例えば、接触面に接線方向に相対運動するような外部負荷がかかるような場合です。MAMBAではこのような接触面を「Friction Contact」と呼び、「Normal Contact」も含まれます。

さらに考えられるのは、構造体の初期荷重などにより高い接触面圧が生じるような場合です。これは例えば、ボルト締結された構造体などの場合です。MAMBAではこのような接触面を「Pretensioned Contact」と呼び、「Fridction Contact」も含まれます。